
新年度にあたり、歴史ある鹿児島中央ロータリークラブの第46代会長を拝命いたしました。2009年3月2日に入会させていただいて以来、13年間もの間、2011年幹事やSAAなど理事・役員を経験させていただいておりましたが、昨年度の副会長、今年度会長と大役を仰せつかり、身に余る光栄と果たして自分で務まるのかとの自問自答の毎日でございます。
さて、今年度のRI会長は、初の女性会長となるカナダオンタリオ州ウインザー・ローズランド・ロータリークラブのジェニファー・ジョーンズさんです。そして国際ロータリーのテーマは、「イマジン ロータリー」です。ジェニファー・ジョーンズ会長は、大きな夢を抱き、行動を起こすことをロータリアンに求めています。「私たちにはみんな、夢があります。しかし、その実現のために行動するかどうかを決めるのは私たちです。想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。」これがジェニファー・ジョーンズ会長から全世界のロータリアンへのメッセージです。イマジンとは英語で「想像する」という意味です。またジョーンズ会長は「会員の積極的な参加を促すためにロータリーには「適応と改革」が必要であり、これからのロータリークラブでは、会員が積極的に参加し、やりがいのある責任を会員に与えることが必要です」と述べています。
次に、国際ロータリー第2730地区テーマは、「知力を高め 未来に繋げ 多様性あるロータリークラブの実現に」です。山ノ内文治ガバナーは、「多様性を尊重し、年齢、民族性、能力、宗教、性別志向、性同一性などに捉われず、様々なバックグランドの人々への貢献を称える。RI会長の方針である多様性を認める社会の実現に向けて未来のロータリアンに夢を繋ぐという思いを込めて地区テーマとしました。」とお話されました。
クラブテーマは「ロータリーを楽しもう」にさせていただきました。これは私が入会した重久善一会長年度のテーマと同じテーマであります。その理由としては、会長をお引き受けするにあたり自分自身が初心に帰ろうと思ったこと、ロータリーは会員となったからには、楽しまなければもったいないと思うからであります。もちろん重久会員にも許しを得ております。ロータリーを楽しむと言ってもいろいろな考え方、楽しみ方があると思いますが、やはりジェニファー・ジョーンズ会長のおっしゃる「積極的に参加し、やりがいのある責任を会員に与える」ことが大切かと思います。具体的には、まず初めに思い浮かぶのが親睦ではないかと思います。親睦委員会が主幹となって開催する納涼家族会、忘年家族会、観桜会の3大イベントはもちろんのこと、毎月のラウンドテーブル、情報集会等のお酒の入った催しもとても大切なロータリー活動であります。これらに積極的に参加していただきたい。次に、ロータリーを楽しむ方法として、国際ロータリーや第2730地区、鹿児島市内グループでの会議やイベントへの積極的な参加であります。他のクラブにも優秀で多彩な会員がおられます。様々なロータリアンとの交流がさらにロータリー活動を楽しくしてくれます。ホーム出席率が高い当クラブですが、時にはメーキャップをしてみても楽しいと思います。私も今年度はホーム出席率100%の予定ですが、積極的にメーキャップをしてみるつもりです。そして他のクラブの良いところを当クラブにも取り入れたいと思います。
今年度は、クラブ創立50周年に向けて、以下の5項目を重点課題として取り組んで参ります。どれをとってもとても基本的なことですが、クラブの基盤強化には欠かせない5項目だと思います。
- 会員増強
- 出席率の向上
- 他クラブとの交流
- ローターアクトのサポート
最後に、今年度のクラブ幹事を引きうけてくださった松元まや会員には感謝しかありません。幹事の役割はとても大変ですが、どうぞよろしくお願い致します。そして鹿児島中央ロータリークラブの会員の皆様、一年間どうぞよろしくお願い致します。
ロータリーを楽しもう